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ガンボアVS荒川仁人 6回のスパーリングで得たもの

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先日行なれた重量級W日本タイトルマッチ、その中で試合がキャンセルとなってしまった芋生敏幸選手と3回のスパーリング対決をした日本ライト級王者の荒川仁人選手。
  心意気をみせた4回戦ボクサー 芋生敏幸VS荒川仁人 特別スパーリング
 ここでも触れているように、実はこの日の夕方頃にもう1つのスパーリングを行なっておりました。そのお相手は皆さんもご存知、来日中だったキューバの至宝、ユリオキス・ガンボア選手。
 当初は角海老宝石ジムでのスパーだったのですが、急遽、後楽園での公開スパーに変更し、更にそれがまた難しくなったとの事で、結局は元の鞘に戻ったという感じで、夕方の4時過ぎ、荒川さんはガンボアと初対面を果たしました。

(何だかよくわからんがガンボア以上に存在感がある彼の彼女を挟んで、あちら側にいる荒川さん)
 荒川さん曰く、「ちょっと上半身を小さくしたゴメスみたいですね。」とのこと。
 そう、元日本フェザー級王者で八王子中屋ジム出身の雄二ゴメス選手もまた、ガンボアと同じくカリビアンの血が流れていました。その細い足首、熱い上半身の筋肉はゴメスとにたものを感じさせ、やはり日本人のそれとは全く違う、特別なレベルを感じさせる肉体を見せるガンボア選手から、やはりゴメスも特別なボクサーだったのだと感じさせました。
 多くのギャラリーが集まる中、荒川さんとガンボア選手のスパーリングが始まりました。

(世界のトップとのご対面。)
 スパーリングの感想については荒川さんのブログにも書かれておりました。
  次回試合予定
 荒川さんが語るように、ガンボア選手のこの時点での状態を考慮に入れても尚、この日のスパーは見応えと緊張感のある、レベルの高いものだったと思います。
 このオファーを受けた時、あるいは差をつけられての一方的なスパーとなり、手を抜かれて終わるような、次に繋がり辛い内容になる可能性も十分にあったと思っていました。それほどガンボア選手のレベルが高いだろうという事への覚悟は持っていました。
 しかし6回、しっかりと荒川はスパーをこなす事が出来ました。
 荒川自身、出来た事と出来なかった事、それを理解出来た事が彼にとって何より良かったと思います。
 そして最も良かった点と言えば、荒川さんがガンボアの世界トップレベルのオーラを見ているもの達に感じさせなかったこと。
 そういった強者のオーラとは、きっと本人が出そうとするものではなく、自然と出て来るものなのだと思います。
 それが荒川さんと対峙していたときのガンボアに圧倒的なものは感じさせませんでした。
 当然彼が全開状態で動けばそう言った圧倒的な世界トップレベルのオーラを感じさせたとも思いますが、少なくとも荒川さんはその手前までの力とは対抗出来るレベルにある事を見せてくれたと思います。
 だからこそ、荒川さんは間違いなくこの日の経験は今後に繋げてくれるだろうと思いました。
 また、この日、荒川さんはメキシコでの経験もしっかりと活かしてもくれました。
 予定が簡単に変更になる事、
 相手が時間通り来ない可能性がある事、
 あるいはスパー自体がなくなる可能性もあった事、
 そのすべてをメキシコで経験していたからこそ、この日もいつものような心構えでスパーに入っていってくれたのだと思います。
 そうした意味でも世界を目指す故の精神を、しっかりと今から磨いていてくれていた彼の姿を見て、今の彼に至るまで、ジム側の決断は荒川さんのスパーでの感触と同様、進んでいる道は間違いではなかったと思えました。
 「世界を目指す」それを今回体現し、更に次ぎに繋げた荒川さん、次の試合も間もなく正式決定すると思いますので、皆さんもどうか楽しみにしていて下さいね!
 応援よろしくお願い致します!

(うーん、ガンボアが現在WBCのライト級にランクを変更している事、あるいは2人が再びリングの上で出会う可能性はあるのだろうか?少なくとも荒川さんはそう言う角度から見て、今回のスパーを振り返っていたと思います。)

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