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12/12 チャーリー日本防衛戦中止 VS石田 スパーリング対決へ

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来週月曜日の12日に後楽園ホールにて開催が予定されている『ダイヤモンドグローブ/第33回ファイティング・スピリット・シリーズ』
 そのセミで予定されておりました東洋太平洋&日本スーパーウェルター級王者 チャーリー太田VS日本同級5位 和田直樹選手の日本スーパーウェルター級タイトルマッチは、和田選手が試合1週間前に練習中に起きました怪我によりドクターストップがかかり、昨日の診断書を頂いた上で中止となってしまいました。
  12/12 日本S・ウェルター級タイトルマッチ中止、及びチャーリーVS石田順裕 特別スパーリングのお知らせ
 試合一週間近く前の練習中に首の頸椎を痛めてしまったと和田選手の所属する花形ジムから聞きました。

(写真:武士道ボクシング)
 きっと最後まで本気で練習していたのだと思いました。
 このマッチメイクが組まれたとき、誰もがその実力差は明らかだと言っていました。
 確かに二人の差はあったと思います。
 しかしだからこそ、和田選手はその差を少しでも埋める為、ギリギリの練習に励んでいた。だからこそ、今まではなかった怪我が起こってしまったのだと感じました。
 これは和田選手が本気でチャーリーに勝ちたかったからこそ、起きてしまった怪我なのだと感じます。
 また今回、チャーリーは縛りを決めて、左で試合を制する事をテーマにして、またそれを実践する事を表に公表し続けていました。

 それが観てくれる観客の人達に二人の差を埋め、よりタイトルマッチをエキサイティングにさせ、また何より、チャーリーが本当にそれが日本ランカー相手にできるのか、世界に近づいているのか、その物差しにもなるはずだとも思っていました。
 そう、左を制する者は世界を制する。
 いつかそのテーマに対し、疑問を持ったファンへ中屋会長が答えていました。
「左で試合を制する!」の意味するもの
 いつか見たボクシング雑誌の中で、歌人の俵万智が「ボクシングと短歌は似ている。ボクシングは二つの手しか使えないので、表現に深さが出る」という様な事を書いていたのを思い出しました。
 チャーリーに限らず八王子中屋ジムのボクサー全てに、そのレベルに応じてそれぞれのテーマを毎試合設け、トレーニングを行なっています。
 今回が、単純にそうであっただけです。このジムの選手達が今の結果を残せているのも、親に貰った才能(身体能力等…)をいかにどの様に最大限に使うかを、いつも考えているからだと自負しています。
「他の格闘技と比べて表現に深さが出る。」
「ボクシングは、アートたり得る。」
これは自分のモットーです。
 
 そんなモットーの中で育ったのがチャーリー太田です。
 だからそんな環境で練習して来た事が見せられないのは、彼と同様にジムの仲間やスタッフも非常に残念なものでした。今回のテーマの為にチャーリーは一生懸命にトレーニングを積んでいました。
 しかし、その練習の成果をスパーリングという形ではありますが、特別な選手を相手に披露出来る事となりました。
 元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者、現WBA同級2位WBCミドル級11位の石田順裕選手(グリーンツダ)がメキシコでの試合を終えたばかりにもかかわらず、このスパーリングの為に当日会場に来てくれる事になりました。

 そう、チャーリーが今回の試合に向け何故、左の練習をしていたか、、、
 世界を目指していることを日本で証明したかったからです。
 その日本の中、このスーパーウェルター級で唯一その世界レベルにいる事を証明しているのが石田選手なのではないでしょうか。
 だからこそスパーリングではあれ、石田選手だからこそ、このスパーリングはとても大きな意味を持ち、練習の成果を試せる相手は石田選手以外にはいなかったのだと思います。

 それでも真剣な公式タイトルマッチを楽しみにして下さっていたお客の方達には、中止となってしまい本当に申し訳ないと思っております。
 だからこそ、八王子中屋ジムは、チャーリーは、このスパーリングを特別なものにしなければならないのだと思います。
 オフの間と言う事もあり、石田選手も最高の状態ではない事は十分承知しておりますが、これはチャーリーの現在の実力を計るチャンスでもあると思います。これは世界レベルへの挑戦だとジムは考えているのです。
 真剣な世界トップレベルのスパーリングが何処までの価値を見せられるか。
 観戦に訪れて下さった皆様に、どんな形でもそれを見せるのが日本のプロの使命だと思っています。
 明後日の全公式試合にも負けないだけのものを見せたい。そう考えておりますので、何卒、変わらぬご声援を頂ければ大変嬉しく思います。

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