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ここから考える事 林 和希vs酒井 智彦

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ここから考える事

(撮影:こんどうさん
【ライト級 8回戦】
林 和希(9戦6勝6KO1分2敗/八王子中屋)
  vs
酒井 智彦(10戦6勝4敗1KO/マナベ)
 結果…判定負け 0-3 (76-78,75-78,74-79)
 林和希の初8回戦は、相手の酒井選手の細かいパンチ、アウトボックスの前に強打を十分に打ち込む事が出来ず、会場を多いに盛り上げるも3−0の判定で敗戦となりました。
 試合は酒井選手の軽く、しかし手数あるジャブ、ストレート、そして細かな連打が主導権を握りました。
 対する林は迫力ある左右のフックで対抗。しかし、その左フックで2回に拳を痛めしまい手数がぐっと減ってしまいました。更にその後に右の拳も痛め、厳しい状況の中で試合は続いて行きました。
 中盤も酒井選手は練習でイメージしていたであろう、試合の流れを体現するかのように今回の自分のボクシングを続けて行きました。
 試合後の診断で右の拳を痛め、左の拳は骨折とされた林でしたが、最後の7、8回はその拳を何度も振り抜き、勝利への執念を見せました。
 しかし、自分の流れで戦い続けた相手との殴り合いで、倒すことは出来ず判定は明確な3−0の敗戦となりました。
 この試合、会場は序盤の緊張感と、終盤の殴り合いで大いに盛り上がりました。
 それは林が持つ、独特の普通ではないその雰囲気が見る者に何かを期待させていた事もあり、またそれを完封している酒井選手の動きにスリルを感じていたからだとも思います。
 しかし、その結果はより練習と試合を結びつけた酒井選手の勝利であり、林はそれが結果として一部しか出来ず敗戦となりました。
 これで林の黒星は3つ目となりました。
 依然として豪快な試合ぶり、そのキャラクターは変わらず存在していました。しかし、それで勝利はついてきませんでした。以前の敗戦と、今回の敗戦は違うものだと思います。
 
 楽しんでもらえた、良い試合だったと言って頂けたことには、ありがたく思うと同時に、このままではただそれだけで終わってしまうとも感じます。
 そうならない為に、更に、本当に楽しんでもらえる為に、ここから先にどう進むのかを、林自身が考えていかなければならないと思います。
 応援、どうも有り難うございました。

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