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4月9日、伊礼喜洋の命日、プロボクサーとして生きていく為に

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本日4月9日は、故伊礼喜洋さんの命日です。
 伊礼さんは沖縄県から八王子にある大学に入学するため上京したその日に八王子中屋ジムへ入門し、日々の厳しい練習で頭角を現し大学在学中にプロとなりました。そしてプロデビュー戦から連戦連勝、2001年に全勝で全日本新人王を獲得しました。
 しかし翌年の3月24日、全日本新人王を獲得後、八王子での試合に出場した伊礼さんは判定で初の敗北を喫しました。
 そのリングを下りた直後、伊礼さんは意識を失い救急搬送され開頭手術を受けました。
 2週間ベッドの上で最後まで戦い続けた伊礼さんでしたが、急性硬膜下血腫により18年前の今日、彼は天に召されました。
 八王子中屋ジムのリングの前、そして試合時に貼られている応援幕には伊礼さんが全日本新人王を獲得し、両拳を天に突き上げ喜びを体現した時のシルエットが染められています。ジムにとっての守神です。

 そして伊礼さんの意思を残していくため、八王子中屋ジムは全日本新人王となったボクサーに、伊礼さんの姿を形にした伊礼杯を前会長の中屋チーフトレーナーが製作し送ってきました。

 昨年はスーパーフェザー級で全日本新人王を獲得した谷口彪賀が伊礼杯を獲得しました。久方ぶりの嬉しい授賞となりました。

 今、プロボクサー達はボクサーとして生きていくために非常に厳しい環境に身を置いています。
 普通の生活をすること自体が苦しい状況だと思います。
 それでも、食事をし、睡眠をとり、また働くことと同様にどんな時でも練習を行う選手こそが本当のプロボクサーなのだと八王子中屋ジムは信じています。
 今の自粛が大切な時でも、選手達には出来うる限り自分の可能な場所や時間の中で練習を行ってくれたらと思います。
 プロボクサーとしての生き方を全うし、伊礼さんが現役時代にそうであったように、1日、1日をしっかりと生き抜いてくれたらと願っています。
 今を見守られながら、八王子中屋ジムも何とか選手達と一緒にこの苦難を乗り越えて行こうと思います。
秘めたる闘志、頑張れ!八王子中屋拳士

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