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誰だって、ボクサーになれる!

先代会長であり、現チーフトレーナーの父が八王子にジムを構えて22年目、自分が父と代わり会長職を務める事になって2年目、八王子中屋ボクシングジムは1997年に開いた最初の場所から4年程前に少し移動し、ジム内は大分大きくなりました。

しかし場所は変われど、変わらぬ事もあり、ジムではプロ・アマの選手達、一般の会員さん達が今日もまた熱心にそれぞれの目標に向かって練習を行っています。

そんなジムで行っているプロボクシング活動で一番の特徴はなんといっても”ゼロから選手を育てる”ことにあります。

”叩き上げ”と言われるアマチュアキャリアのないプロ選手を後の数多くの日本・東洋チャンピオン、そして世界挑戦者へと育て上げた、選手を強くするジムの指導を軸に、しっかりと基礎から教えていきます。

そうしてジムがこだわる基礎練習をしっかりと身につけてくれた選手達は、次第にそれぞれの個性に結びつき、将来大きく成長していく選手達の姿を見るのはいつも本当に楽しみです。


そんな八王子中屋ジムに置いてあるリングは、プロの公式戦を行える後楽園ホールと同じ大きさのリングです。

プロ選手達にリングの使い方を覚えてもらいたいと思い、数年前にジムを移転する事で実現しました。

そうして迎えた移転後最初の試合は大一番、メキシコでの世界挑戦者決定戦の舞台。

大きなリングの成果を出そうと気合いの入るチームを出迎えたのは、以前のジムに合ったリングより幾分か大きいだけの小さなリング、、

それでも試合は作戦通り優勢に進めましたが、試合は不可解な途中ストップによる酷いアウェイ判定による敗戦に。

しかし試合後の猛烈な抗議と世界中の世論に押され、次で世界挑戦者となる事が出来ました。やはり大切なのは設備などではなく、戦う気持ち、、、八王子中屋ジムにあるリング、それは選手達の為のリングです!


選手を育て、一緒に成長していく事に喜びを感じて日々、選手と頑張っている八王子中屋ジムのコンセプトは”誰だってボクサーになれる!”

この言葉にはそんな様々な想いが詰まっています。

これから一緒に歩んで行ける事を楽しみにして、八王子中屋ジムはいつでも皆さんをお待ちしております。

平成28年春
八王子中屋ボクシングジム 会長 中 屋 一 生